コールセンターにおけるコールセンターシステム(CTI)の機能的役割
コールセンターにおけるコールセンターシステム(CTI)の機能的役割
『コールセンターシステム(CTI)を導入する事で発信効率が向上する』理由は『コールセンターシステムが発信を行なう』事に他なりません。
ではコールセンターシステムが発信を行なうとは、どういったものなのか。
コールセンターシステムによる発信はあらかじめ登録された電話番号を入力することなく発信する事を指します。大量の電話番号を入力することなく順番に発信できるため、手がけ発信と比較した場合、発信効率は向上します。
例えば、クリックによる発信はクリック操作一つで発信を行ない、電話番号はあらかじめ登録されている電話番号を参照します。
この機能の応用がプレディクティブダイヤルとなります。プレディクティブダイヤルとは複数の電話番号に対する同時一斉発信を指します。複数の電話番号に同時一斉に発信を行なう事で、接続された通話をコールセンターシステムが検知し、アポインターにつなげることで通話率を高めます。
(プレディクティブダイヤルはしばしば『予測発信』と称される事があります。予測発信とは通話が『予測される』発信を前提としていると考えられます。)
すなわち発信効率向上のカギとなるのが、プレディクティブダイヤルであると言えます。