友人が建てた注文住宅が羨ましい
ローンが20年残っている自慢のマイホームには人一倍愛着がありますが、最近は注文住宅のほうが良かったかもしれないと思っています。中学校時代から付き合いがある友人は、妻が妊娠したことを期に注文住宅を建てました。独自色が強いので、私の家にはない魅力を醸し出している点に惹かれます。友人の妻が産婦人科に行くときには、こっそりとお邪魔して中を見せてもらうほど惚れ込んでいるのです。建物の外観は洋風ですが、中に入ると部分的に和を感じさせるテイストがあり落ち着きます。吹き抜けには木材がふんだんに使われていて、神社を思い起こさせる作りになっています。洋風であっても上手に和を融合させているので、注文住宅で和洋折衷の試みを考えた友人のセンスには驚かされました。そんなハイセンスな注文住宅でコーヒーを飲んでいると、西洋の小洒落たカフェで寛いでいるかのような錯覚を覚えます。友人が留守番している間だけ訪問することが許されているのですが、本当は入り浸りたい気持ちでいっぱいです。
